4月にドローンを使い和梨への人工授粉試験を実施しました。
人の手で行われる授粉作業は、生産者様にとって負担の大きい作業であり課題となっている中で、作業時間の短縮が期待できるとして普及著しいドローンに着目しました。

DJI製の農業ドローンを使用し、主な用途は水稲や大豆、麦などへの防除・除草剤散布ですが、花粉を液体に混合して溶液化することで花粉の散布が可能となります。
昨年も同様の試験を行いましたが、溶液が固まり思うように散布ができなかったため、今年は配合を見直すことで短時間での散布に成功しました。

今後は結実率を調査し、地域と一体になりながら取り組んでいきたいと思います。